Undelete 導入時のベストプラクティス

  1. ファイルを保護する必要のあるボリュームにだけ復元箱を設定する
    Undelete で復元箱を有効にすると、既定ではそのボリュームで削除されたすべてのファイルを復元箱へ取り込みます。Undelete によるシステムのパフォーマンスに与える影響を最小限にとどめるため、Windows のファイル共有フォルダーなどを配置しているボリュームでのみ復元箱を有効に設定します。

    Undelete 復元箱のオプション
    Undelete のインストール時には「現在コンピューターに接続されているすべてのドライブでUndelete を無効にする」を選択します。

    ドライブ設定 復元箱
    インストール後に Undelete コンソールを起動し、メニュー[設定の変更]→[ドライブ設定]より、必要なボリュームに対して復元箱を有効にします。  
  2. Undelete の除外リストを設定する
    Undelete の復元箱は、設定されているボリュームで削除されたすべてのファイルを取り込みます。これにはプログラムが一時的に生成したテンポラリーファイルやユーザーには必要のないデータファイルなども含まれます。
    復元箱を利用するサーバー管理者やオペレーターのユーザービリティを確保するために、必要なファイルだけが復元箱に取り込まれるよう除外リストを適切に設定することをおすすめします。
    特にこれは Windows システムとプログラム、データを単一のボリュームで運用するようなサーバーでは必須となります。

    除外リスト
    Undelete コンソールのメニュー[設定の変更]→[基本設定]→[除外リスト]から、
    不要な削除済みファイルが復元箱に取り込まれないように除外リストを設定します。  
  3. 共通復元箱を使用しない
    「共通復元箱」を設定すると、復元箱が有効になっている複数のボリュームで削除されたファイルが復元箱に取り込まれる際に、削除済みファイルの実体データが共通復元箱を設定しているボリュームに「移動」します。これによりストレージまたはネットワークの帯域に大きなトラフィックが生じるため、あらかじめこのために注意深く設計されたシステム以外では、個別の復元箱を使用することをおすすめします。
    また、「固定サイズ復元箱」よりも「自動調整復元箱」の方が、負荷が少ない使用となっている為
    「自動調整復元箱」でご使用をおすすめします。     共通復元箱と個別の復元箱
  1. Undelete コンソールのメニュー[設定の変更]→[基本設定]→[共通復元箱と個別の復元箱]より「個別の復元箱」を選択します。
  2. SecureDelete および空きスペースワイパーを使用しない
    これらの機能は削除されたファイルのデータが記録されていた領域とボリュームの空き領域に複数回のパターン書き込みをおこなって、領域からデータが復元できないようにします。このパターン書き込みは実際の記録領域のサイズを複数回上書きする際に、ストレージの帯域に大きなトラフィックが生じるため、あらかじめこのために注意深く設計されたシステム以外では、これらの機能を有効にしないことをおすすめします。

    SecureDelete 空きスペースワイパー

    SecureDelete や空きスペースワイパーはこれらを使用するために設計されたシステムでのみ有効にします。  
  3. セキュリティ用ソフトウェアから Undelete 復元箱のデータを除外する
    相栄電器 サポート情報: Undelete 復元箱を設定したボリュームのセキュリティ用ソフトウェアに関する情報
  4. バックアップ
    相栄電器 サポート情報: Undelete 復元箱を設定したボリュームのバックアップに関する情報  
  5. レプリケーション
    相栄電器 サポート情報: Undelete 復元箱を設定したボリュームのレプリケーションに関する情報

参照